
食事と食事の間に間食をすると、歯が修復(再石灰化)される間もなく、お口の中で再び酸がつくられ、pHが小さくなり歯が溶け続け、ついには歯の修復が追いつかなくなって、むし歯が発生することになります。
但し、低年齢児では、一日3回の食事では、栄養が不足するため、一日4〜5食と考えるべきです。
つまり、3回の食事以外=おやつと考えないで下さい。
脱灰と再石灰化とが繰り返されてるということで、むし歯の予防に関して最も重要なのは、量ではなく回数であると言う事です。
最も危険なのは、おやつのダラダラ食べです。
この事を証明する研究データーも数多くあります。
また、眠る前にものを食べ眠ってしまうと、眠っている間は唾液がほとんど分泌されないため、お口のpHは小さくなったまま回復することなく、脱灰が少なくとも数時間以上続きます。
つまり「むし歯は夜、寝ている間につくられる、あるいは進行する」ことが多いと考えられます。
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小児の間食の回数とむし歯の数の関係を調べたデータです。(Weiss,1960)
間食がゼロだとむし歯がゼロになるわけではありませんが、間食の回数が増えると、むし歯の発生が増加します。
これらのことを考えると、間食を全くとらないことがむし歯を減らす有力な方法として考えられます。
しかし、これは多くの人にとって「言うは易く、行うは難し」でしょう。
そこで、間食には、キシリトールなど、お口のpHを下げないようなものを食べて、むし歯の発生を減らすことが考えられます。
しかし、これらのものを砂糖と完全に置き換えることは不可能でしょうし、現実的ではありません。
砂糖は甘味料としてきわめて優れています。
また、どのような代用甘味料でも、大量に食べると、為害作用が問題となります。
キシリトール、ソルビト−ルなども、大量に食べると大変な下痢をおこします。
決して「おやつを食べてはいけない」とは言いませんが、砂糖を含めて、種々の甘味料といかに上手にお付き合いするかが、むし歯予防の一番の近道です。
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